ブーツの個体差?

Ishikun2006-11-11

出張から戻って風邪をひいてしまい、なかなか滑りに行けない今日この頃。
家でゆっくりしていたら、修理をお願いしていたBurtonのブーツ、IONが戻ってきました。


Burtonの保証制度はとても優秀で、W48:Warranty 48hという制度があります。
これはサポートセンターに商品が届いてから48時間以内(営業日)に修理及び対応品の発送が完了するという保証制度です。
(もし完了できない場合には、連絡が来るそうです。)
今回は9日(木)にサポートセンターに到着したブーツが、
11日(土)に戻って来たということで、まさにその通りですね。
これなら週末に壊れてしまったギアが、次の週末までには
手元に戻ってくるのでホント助かるシステムだと思います。


で、気になる対応の方ですが、右足のアウターブーツが無償で交換と
いうことでした。
画像では両足分のブーツが映っていますが、実際には右足のアウターだけが、
画像に映っている大きなダンボールで送られてきました。
しかも梱包材無しで・・・・。
届いた時には箱の中でゴロゴロなってました。
この対応にはちょっと疑問を感じます。


そして、早速交換済みのアウターブーツの確認を行いました。
なぜなら、以前HAILのインナーブーツの修理をお願いしたときに、
やっぱり素晴らしい早さで戻ってきたのですが、
なんと、Woman用のサイズが入っていたことがあるからです。


今回のアウターに関してはちゃんとMan用の物でその点は問題なし。
しかし、いざインナーを入れようとしたら、かなりきついのです。
サイズを確認してもちゃんと合っています。
その後なんとか無事インナーは入ったのですが、
アウターブーツが以前のものよりもちょっと小さい感じです。
早速両足に履いてみますが、交換前は右足は緩かったのですが、
今回は左足の方が緩く感じるくらいです。
右足のインナーは先日スポンジを貼り付けて調整したばかりですが、
なんとなくそのスポンジは不要な気がするほどです。


試しに左右のブーツのそこをくっつけて比較してみました。

ソールの部分のパターンに注目してください。
パターンが途中でずれて合わなくなっています。


ちなみに前から見ると。

・・・・。やっぱりゴムの部分の高さが違います。


まあ、要するに、Burtonのブーツの縫製にはかなりのバラツキが
あるのです。
交換してもらう前の右足のブーツは、
アウターの内側のかかとの部分の縫製がかなり悪く、
また甲の部分の高さ寸法が大きかったと思います。


スノーボードのブーツは工業製品ですし中国生産品が多くなっております。
だから、ある程度の寸法のバラツキは仕方の無いことです。
だからこそ、必ずお店で試し履きをして、その現物の購入をお勧めします。
同じサイズのブーツでも長さ、幅、高さに関して2〜5mm程度のバラツキが
必ずあるからです。


そして、履いた瞬間のインスピレーションは肝心です。
「あ、ちょっと緩い」という感覚は結構正しいと思います。
自分の感覚を信じて根気良く試し履きを繰り返しましょう。


また、インナーブーツを取り出して、アウターブーツの内側を
じっくり観察しましょう。
縫製の甘いもの、あまりにも左右でバランスが違うものは
避けた方が無難です。


私はスノーボードを初めてまだ2年くらいですが、
手にしたブーツの数はこのIONで6足目。
ブーツ選びは本当に難しいなぁ〜というのが実感ですが、
自分が上手く滑れる光景を思い描いてチョイスすることは
かなり楽しいものです。


風邪をひいてしまって、滑りに行けない時は、
自分の持っているギアを眺めて、色々と考えるのも楽しいものです。

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