ついに憧れの大キッカーへ挑戦！？

昨日は水曜日だったのですが、会社のイベントがあって出動できず。
でも、そこで賞金をゲットできたので、本日新横浜へ行ってきました。

ところで・・・。
来週から出張に行くのですが、なんとパスポートの残りが少なくて
入国できないことがわかり、急遽更新。
今日はそのパスポートを取りに行って、それを持って免許センターへ
国際免許を取りに行きました。
そんな正当な理由により会社を午後半休・・・・。
で、もって１５時頃にはSNOVAに無事到着となりました。

そして、今日は決めていたんです！
空いていたら大キッカーを飛ぶって！

ウエアに着替えてゲレンデに入ると、
空いてる〜。ホント空いてる。
嬉しい・・・でも嬉しくないような。
だって空いていたら飛ぶんだよ。
大きい方。

まあ、新横浜でバンバン飛んでいる人や、
上手い人には分からないかもしれないけど
一般人にはかなりの恐怖なんですよ、これは。

これが新横浜のツインキッカーの全貌だ！
手前がミニキッカー。
奥の黒いのが大キッカー。

そして注目はスタート位置！
ゲレンデ上部に「やぐら」みたいなのが見えますか？
これが大キッカーのスタート台。
高いでしょ！！
しかもいきなりの急斜面＆ベニア斜面？で難しそう・・。

ちなみにミニキッカーはその左のちょっと高い所か、
ゲレンデの上部からそのままスタートなのです。

これまで話をしてきたミニキッカーといえど、結構大きいでしょ！

と、そんな事を考えながら、とりあえずはハーフパイプでウォーミングアップ。
今日は擦るアイテムが無い日なので、Customというお気に入りの板を持ってきました。
でも、調子悪い〜！！。
板が硬いなぁ。
最近使っているJEREMYはジブ（擦り系）を得意とする柔らかい板。
ハーフパイプは硬めが良いらしいので、予想では上手く滑れるはずだったのに・・。
やっぱりスノーボードは腕次第ですね〜。

その後は早速キッカーへ。
なんと今日はビデオカメラも持ってきちゃいました。
ビデオをセットして、まずはミニキッカーで足慣らし。

ここからは、久々のリアルタイムモードでお届けです。

まずは、1本目。
「テイク〜オフ！」〜〜〜〜〜バス。
お〜！Customは飛距離がでるな〜。
楽勝でランディングに届いちゃいます。
でもちょっと後傾。
テールから着地してる感じ。
大キッカーだとまくられる（後ろにひっくり返る）かもね。
もう少し練習しようっと。

「テイク〜オフ！」あれ？
「テイク〜オフ！」おかしいなぁ？？
やればやるほど調子悪いかも。

今日は大キッカーは諦めようかぁ・・・。

いや、ダメだ。空いていたら飛ぶって決めたんだから。
「いつも空いていたら大キッカー飛ぶのになぁ・・・」って思ってる。
今日は空いてる、まさにそのとき。
だけど気持ちは逃げ始めてる。

会社でムカッときた時、いざとなったら相手が社長でもガツンと言えるって
思っているでしょ。言おうと思えば言えるんだって。
でもその「いざ」という時って永遠に来ないんだよね。
今言えないことは、実は永久に言えない。
だから今日飛べないものはず〜っと飛べない。

そんなことを考えて、ミニキッカーをあと一本飛んで、
上手く飛べたら、大キッカーを飛ぶことに決めました。

運命のミニキッカー
スー...「テイク〜オフ！」〜〜〜〜〜〜パン
決まった。
勇気を振り絞って大キッカーのスタート台へ。
途中で、金ちゃん先生（この前スクールでキッカーを教わった先生）を発見。

「おはようございます。（なぜかいつも「おはよう」なのです。）
　初めて大きいの飛ぼうと思うのですが、オレって行けそうですかね？」

「う〜ん。行っちゃえば。やんないと上手くならないよ！」って先生。
あんまり自信が湧かないコメントだなぁ。

でも、「じゃぁ〜行っちゃいます！」って言っちゃいました。
自分で成功を信じる気持ちが重要なのです。

そしたら、
「頭の位置がトゥ側に出てるから気をつけて。頭は板の上ね！」
と、アドバイスをくれました。

階段を登って、いざスタート台へ。
上から見ると、まさに「高いなぁ、急だなぁ、コワー・・・」って感じ。
「骨折したらどうしよう」とか、正直頭によぎります。

ビンディングを装着して、気合を入れて、板を横にしてスタートラインへ。
深呼吸をして、せーのっと軽くジャンプして、板を９０度時計回りに回転、
一気にスタート台を下ります。

しかし！
うぉ！！板がずれて・・・あ！逆エッジ！
ドテ、クル、バタ・・・。
こ、こけました。
スタート台から降りる所で。

かっこ悪いけど誰もいないから何度も練習だ！
しかし、その次も板が勝手にフロントターンしちゃいます。
こけないもののコースアウト・・・。
う〜ん、どうしてもほんの少しトゥに乗っちゃうんですね〜。

そして運命の３回目。
せーの、バン（板が良い角度でベニアに接地した音）。
スー、ククッ（ちょっと引っかかってる）、スー.......、
やった無事キッカー向へかってる！
大きなキッカーをリップへ向かって上っていきます。
今回は踏み切らないけど「テイクオフ！！」〜〜〜〜〜〜〜〜バス！
成功！着地も成功。
やったついに飛んじゃいました。
金ちゃん先生もちょうどランディングで見ていてくれました。
う〜ん、気持ち良いのなんの。最高です！
なんだか自分の厚い殻を一枚破れたような気がします。

SNOVAに通い始めて約１年。
２０数回は通ったと思います。
ついに一つ目の目標をクリアすることができました。
4本目以降もコースアウト＆角落ち（飛距離が不足）の連発でしたけど・・。
とにかくまた一歩前に進むことができました。

もし、まだジャンプをやったことが無くて、でもやってみたいと思っている人がいたら、是非挑戦してみてください。ちょっとずつやっていけば大丈夫です。
小心者の私でも何とか飛べるようになりましたから。
そうすれば、浮遊感を味わえるようになります。
気持ち良いですよ。ほんのちょっとの時間だけど、人間も鳥になれるんです。

あ、そうそう。
さっきビデオで撮った映像を見てみました。
スタート台から転げ落ちる様は笑えます。
でも、全体的にけっこう飛んでるって感じになって来ました！
あとは腰をもっと落として、頭の位置に気をつければ、もっと良くなりそうです。
頑張らなくっちゃね！

2005-06シーズン　室内滑走７日目　年間滑走５４日目

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